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「悠久の都に佇む、比叡山延暦寺の別院」東寺

平安京の創建以来、都の中心にあり続ける東寺は、千年を超える歴史を持つ真言宗の総本山です。広大な境内には、国宝や重要文化財が数多く点在し、仏教美術や建築技術の粋を集めた堂塔伽藍が建ち並びます。

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世界遺産に登録されている東寺は、京都市民にとっては「お東さん」と親しみを込めて呼ばれる存在です。修学旅行や個人参拝で多くの人が訪れ、真言密教の聖地として尊崇されています。春には美しい桜並木が境内を彩り、秋は五重塔と紅葉の競演が見事な光景を作り出します。

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東寺のシンボルともいえる五重塔は、高さ55m、7階建ての堂々たる建造物です。創建当時から現存する唯一の塔であり、奈良・法隆寺の五重塔と並び、日本最古の木造建築の一つです。

境内を散策すれば、国宝や重要文化財に指定された多くの建造物が目に留まります。中でも金堂は、東寺の中心的建物で、平安京遷都前後に建立されました。仏像や壁画も含め、当時の美術工芸の水準を示す重要な文化財です。

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また、東寺には数多くの仏教美術が所蔵されています。国宝の「十二神将像」は、木造で作られた鎌倉時代の代表的な仏教彫刻であり、その精緻さと力強さを兼ね備えた作品です。

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東寺のある比叡山延暦寺は、平安京創建前から都を護る霊場として知られてきました。現在でも、多くの参拝者が訪れ、瞑想や写経などを通じて心と体を浄化しています。

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このような悠久の歴史、美術、建築、自然に包まれて、東寺は「都」という名称が与えられました。平安京の創建以来、都の中心にあり続ける東寺は、仏教の心臓部として日本文化を育んできた場所です。

是非、世界遺産・東寺を訪れ、その壮大な歴史と美術に触れてみてください。

アクセス方法
JRをご利用の方 「京都」八条口より徒歩15分です。( 約1.1km)
近鉄電車をご利用の方 「東寺駅」より徒歩10分です。( 約0.6km)

投稿者 admin

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